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関水コンについて

支部長挨拶

支部長[ 関西支部長 押領司 重昭 ]

 平素から全国上下水道コンサルタント協会関西支部の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。私ども、当支部は、昭和47年に発足以来、近畿地方の上下水道事業の発展の一翼を担わせていただいてまいりました。

 当協会は、平成30年4月1日より一般社団法人から公益社団法人へ移行し、新たな一歩を踏み出しました。この背景には、我が国の上下水道事業が「管理・運営の時代」に入り、包括的な民間活用の流れなど事業執行のあり方が多様化する中で、水コンサルタントの役割や責任にも変革が必要とされていることが挙げられます。

 上下水道事業の継続・発展に貢献する水コンサルタントであり続けるためには、自らも社会の変化に対応した改革が必要であり、水コンサルタントが新たな事業領域に取り組むためには、これまでの技術力の更なる蓄積・向上に加えて、新分野の技術・知識の習得、様々な業種間の連携・枠組みの形成、コンサルタント技術者の確保に加え、コンサルタントの地位向上などの活動が重要と認識しております。

 引き続き、公益法人としての社会的責任を意識し、協会活動の基本方針を次のとおり定め、様々な活動の強化を図ってまいります。

  • 1. 「業界の発展」から「職業の発展」へと目指す方向を拡大し、上下水道事業を通じて社会公共福祉の増進に貢献する。
  • 2. 上下水道コンサルタントの健全な発展に必要な環境整備・人材育成、業務遂行における技術・倫理などの様々な基盤の確立と向上を図る。
  • 3. 上下水道事業の今日的・中長期的な課題の解決に向けて、事業の全般に関与する上下水道コンサルタントが果たすべき役割・責任を自覚し、公正な立場で様々な関係者との協議・連携を強化する。

 当支部においても、基本方針を踏まえ時代の新たな要請に応え、「持続的発展可能な社会の構築に貢献する」というコンサルタントの究極の使命を果たすことを目的とし、育成事業・資質向上に力点を置いた諸活動を会員各社とともに取り組んで参ります。

 関係各位の協会活動へのなお一層のご理解、ご支援を賜りますとともに、協会会員の更なるご活用をお願い申し上げます。