水コン協は、平成20年3月に「不明水対策の手引き」を発刊しました。不明水の原因を特定するための概略調査、原因別の対策フロー、改善対策を示し、対策の費用効果の分析方法や事後評価のフローも記した総合的な技術資料です。
発刊から十数年が経過し、不明水を取り巻く環境、制度及び技術が大きく変化・進化し、また、雨天時浸入水対策ガイドライン(案)により、分流式下水道における効果的かつ効率的な雨天時浸入水対策の検討、実施が促進されるとともに、雨水以外の不明水対策の必要性が認識され、不明水対策事業の促進も期待される状況になりました。
このような背景で、現在の環境、制度、技術に対応した手引きの改訂を行うこととなり、令和2年6月に「不明水対策の手引き」改訂等技術専門委員会を設置して改訂作業を行い、令和4年7月に発刊しました。
資料 | 「不明水対策の手引き(2022 改訂版)」(2022年7月) |
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(参考)「不明水対策の手引き」平成20年3月(2008年5月) |